プロジェクト型学習の設計と評価
教科の学習目標を明確にし、問い・資料・フィードバック・個人評価まで一続きに設計します。
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プロジェクト型学習(PBL)は、問いを調べて成果物を作る過程に教科知識の習得と活用を組み込む授業設計です。プロジェクトに取り組めば知識が自然に身に付く、あるいは全員の成果が保証されるわけではありません。まず学ぶ知識と技能を定め、問いと評価に結び付けます。
モデルの名称と適用範囲を示す
PBLWorksのGold Standard PBLは同団体が作成した設計モデルです。重要な知識と成功に必要な技能は学習目標として扱い、挑戦的な課題や問い、継続的な探究、真正性、生徒の選択、振り返り、批評と修正、公開成果物の7つをプロジェクト設計要素として示します。PBL全体に共通する唯一の定義や必須認証基準として扱わず、教科や学級に合う別の設計も認めます。
問いから評価までを一続きにする
たとえば理科で「学校で一週間に捨てられる給食容器を減らすには、どんな変更ができるか」と問います。開始前に、廃棄物の分類、測定単位、資料の読み取りなど説明できるようになる内容を列挙します。必要な基礎知識を短い事前授業で教え、用語を確認してから、学校の記録と実地観察を比較し、出典と日付を記録させます。
チームの成果物は根拠を示す提案書にできます。草稿には「測定した期間は比較可能か」「この出典は主張を裏付けているか」など、修正につながる教師・仲間のフィードバックを加えます。Karin Hessのルーブリック設計案内は、学習目標に沿う評価基準と実行可能なフィードバックの重要性を説明しています。教科内容の正確さ、根拠の質、資料の扱い、実行可能性を分けて評価します。チーム発表だけで各自の学習を判断せず、個人の説明文や短い確認問題で重要概念を確かめます。
成果を約束せず、実際に確かめる
Dukeらの無作為割付研究は、米国の低所得地域にある小学校の2年生を担当する教師48人を対象に、専門職研修を伴う特定の社会科PBL単元を調べました。社会科知識と情報文の読解では成長が大きかった一方、作文や学習意欲では同じ集団差が確認されませんでした。結果は特定の学年・単元・支援条件に関するもので、あらゆる教科や学習者に同じ効果を保証するものではありません。
終了後は個人の事前・事後評価、草稿の変化、フィードバックの反映、根拠についての説明を見直します。その結果に応じて、次の課題の範囲、教材、追加説明、協働時の役割を調整してください。
出典:Duke et al., American Educational Research Journal · PBLWorks — Gold Standard PBL · Edutopia — 6 Key Questions to Build Better Rubrics