韓国で発行された国際運転免許証(IDP)があれば、到着後すぐどこでも運転できるのでしょうか。そうとは限りません。渡航先が認める条約形式、現地規則、レンタカー契約を先に確認します。IDPは韓国の運転免許証に代わるものではありません。韓国道路交通公団は、海外で運転する際にIDP・韓国の免許証・パスポートを一緒に携行するよう案内しています。発給案内

1. 渡航先が認める形式を調べる

渡航先の国・地域がどの道路交通条約に基づき、韓国発給のIDP形式を認めるか確認します。FIA/AITのIDP Repositoryは国・地域ごとの条約と認定形式を整理していますが、法令や行政運用は変わり得るため、最終確認は現地の交通当局または大使館で行います。途中で運転する国があれば、そこも別に確認してください。国名が一覧にあるだけでは、短期滞在者の資格、車種、運転可能期間まで確定しません。

2. 韓国で申請し、有効期間を確認する

韓国道路交通公団の案内では、運転免許試験場・警察署などで申請でき、オンライン申請も可能です。本人申請の準備物はパスポート(写し可)、運転免許証、6か月以内に撮影したパスポート用カラー写真1枚です。窓口の取扱いとオンライン申請の受付上限は、申請前に最新案内を確認します。韓国発給のIDPの有効期間は発給日から1年ですが、公団は条約や現地法令により入国後の運転可能期間が異なる場合も案内しています。現地ではさらに短い期間が設定されることもあるため、IDPの満了日だけで判断しないでください。

3. 3種類の書類とレンタカー条件を照合

たとえば6月20日にレンタカーを借りる場合、予約前に次の順で確認します。

  • 渡航先と経由地で韓国発給IDPの形式が認められるか確認。現地免許、翻訳、登録、滞在期間の条件も調べます。
  • IDP・韓国免許証・パスポートの氏名のローマ字表記と署名を照合します。公団は氏名表記が異なると効力が認められない場合があると説明しています。
  • レンタカー会社に年齢、免許保有期間、車両クラス、追加運転者、提示する原本を問い合わせます。法律上の運転資格と、契約上の貸出条件は別の確認事項です。
  • 出国日と最後に運転する日を、発給日・満了日および現地の短い滞在者向け期間と照合し、紙の写しと安全な電子控えを分けて保管します。

条約の確認は出発点であり、現地の交通法全体を示すものではありません。米国やカナダのように州・地域で要件が異なり得る場所では、実際に運転する地域を特定して調べます。公的案内が曖昧なら、予約前に当局へ確認してください。IDPやレンタカー予約確認だけで運転資格が保証されるわけではありません。

参考資料