HTTP/2による多重化は通信効率を高めましたが、TCPトランスポート層でのパケット損失時に全スト림が待機する課題は残存していました。

HTTP/3はTCPを脱却し、UDP上で動作するQUICを採用しています。

1. ストリームごとの独立性

QUIC層で個別のストリームを管理するため、一部パケットの欠落が他のストリームの通信を阻害しません。

2. ハンドシェイク効率化と接続維持

TLS 1.3と接続確立を統合することで往復遅延を減らし、接続IDによってネットワーク切り替え時の再接続コストを低減します。