体と機器を合わせて調整する

OSHAと英国HSEの作業環境案内は、特定の椅子や唯一の「正しい姿勢」より、作業者に合わせた配置を重視しています。足を床または足台で支え、肩の力を抜き、腕を伸ばさずキーボードに届くよう椅子と机を調整します。手首は極端に曲げず、画面は正面に置いて首を長時間ひねらないようにします。眼鏡や遠近両用レンズを使う場合は、決まった画面高さに無理に合わせず見やすさを優先してください。

ノートパソコンを長時間使う場合

ノートパソコンは画面とキーボードが一体なので、両方を同時に快適な高さに置きにくいことがあります。スタンドと外付けキーボード・マウスを使えば、画面を上げながら入力機器を近くに置けます。マウスに腕を伸ばさず、机の縁で手首を圧迫しないようにします。読み書きやビデオ会議など、作業に応じて配置を変えて構いません。

日中の簡単な見直し

足の支え、背もたれ、画面の正面位置、手首の曲がり、画面の反射を確認します。同じ姿勢を続けず、短い休憩で立ったり動いたりします。臨時の机で外付け機器を用意できない場合は、長時間続けて作業せず姿勢を変える機会を増やしてください。不快感が出たら我慢して姿勢を保つのではなく、配置を直して休みます。

作業環境チェックで確認できること

OSHAとHSEの資料は作業環境のリスク確認用で、個人の痛みを診断したり、一つの姿勢でけがを防げると保証したりするものではありません。痛みやしびれ、力の入りにくさが続く場合や日常作業に支障がある場合は、医療専門家や職場の安全担当者に相談してください。家具と体格は人によって異なり、全員に共通する椅子や画面の寸法はありません。

英国人間工学・ヒューマンファクター学会(CIEHF)のEd MilnesとSarah Tapleyは、ノートパソコンでは画面と内蔵キーボードを同時に適切な高さに置きにくいと分析しています。一時的な在宅作業ではスタンドや外付け入力機器、休憩を検討し、常設の在宅作業環境は別途評価すると区別しています。英国の雇用主に関する記述を他国の法的義務と同一視しません。

出典・参考資料

eTools: Computer Workstations | OSHA / Working safely with display screen equipment | HSE / Mobile Working Risk Management System | CIEHF (Ed Milnes and Sarah Tapley)