形成的評価と総括的評価:証拠の使い方を見分ける
低リスク・高リスクだけで分類せず、学習中に得た証拠が次の授業判断を変えるかを確かめます。
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学習の証拠を解釈し、教師や学習者が次の行動を調整するとき、評価は形成的な機能を持ちます。総括的評価は特定時点の到達度をまとめて報告します。同じ小テストでも結果に応じて説明を変えれば学習中の確認として働き、成績記録だけに使えば総括機能が中心です。一つの評価が両方を担うこともあります。形成的評価が必ず無採点・低リスク、総括的評価が必ず標準化・高リスクというわけではありません。
証拠を次の指導につなげる
3/4と5/8のどちらが大きいか、図や数直線で説明する場面を想定します。正誤だけでなく同じ全体を基準に比べたか確認します。分母だけを比べていたら、同じ全体を示す図で単位を扱い直します。多くが理由を説明できたら別の分数や表現で応用を確認します。これは仮例で、観察結果ではありません。
報告と学習調整の目的を明確にする
単元末試験は到達度をまとめ、設問ごとの誤りは次の単元計画にも使えます。反対に、毎日の小テストでも記録するだけで行動が変わらなければ、頻度だけでフィードバックは完成しません。BlackとWiliamのレビューは学習改善に用いる教室評価を論じますが、特定形式やこの例がどこでも同じ効果を持つとは示していません。
振り返り
どの証拠を集め、次の学習行動や指導判断をどう変えましたか。到達度報告が目的なら、誰が何の判断に使うのかも明示します。
資料: National Academies: Knowing What Students Know, Ch. 6 · Black & Wiliam (1998), Assessment and Classroom Learning · NFER: Assessment in Schools