行動が起きる場面と起きない場面を見る

「授業を妨げる」とラベルを付けず、観察できる行動を具体的に記録します。「個別課題の最初の10分に席を離れ、隣の子に話す」などです。課題の難しさ、活動の切り替え、座席、教師の指示など直前・直後の条件も記録し、繰り返す傾向を探します。診断や原因の確定ではなく、さらに確認する手掛かりを集めます。

環境を調整し代わりの行動を教える

WWCの小学校向けガイドは、教室環境の調整と適切な代替スキルの指導・強化を強い根拠の推奨として示します。例えば課題開始前に短い手順を示し、助けを求める合図を教え、その合図にすぐ応じます。目的は行動を抑えるだけでなく、参加しやすい環境とスキルを整えることです。仮の例であり個別支援計画ではありません。

変化と望ましくない影響を確かめる

調整の前後で同じ行動の定義と観察時間を使い、変化を比べます。変化がない、または参加が難しくなった場合は方法を見直し、学校の専門職や家族と連携します。本記事は機能的行動評価や個別支援の代替ではありません。個別の課題か学校全体の傾向かも区別します。

確認の問い

複数の観察者が同じ意味で記録できますか。どの条件で起こりやすいですか。環境調整と代替スキルの後、参加の様子も変わりましたか。

資料: WWC: Reducing Behavior Problems in the Elementary School Classroom · WWC Practice Guide full text